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京都造形大学の大高亨先生が5回に渡り、KTSで講義をしてくれました。大高先生は昔川島織物のデザイン室で働いた後、フリーでテキスタイルデザイナーとして活躍されていました。京都から関空に行く特急はるかの内装などのデザインも仕事でされていたそうです。

講義の最後は大高先生に京都の染織の現場を案内してもらいました。京都人でも知らない大高先生だからこそというかなりのDEEP京都でした。

まず一つ目は友禅染め。でも手描きじゃなくてシルクスクリーンなのです。シルクの後は引き染めで仕上げます。
制作は訪問着や晴れ着など、高価なものを大量生産し、なおかつハンドの部分もあるので職人の手の跡も残るものができます。

友禅シルクスクリーン
この台が回転して作業効率をあげているのです!すごいでかいです。

友禅シルクスクリーン
シルクスクリーンの版。1つの晴れ着に多いものだと200枚くらい版がいるそうです。普通の服地や生地では考えられません。

次はお坊さんの袈裟やお寺の装飾用の布をジャガードで織っている会社。

袈裟
金糸やプラチナの糸などを緯糸に使っていて、高価なものだとン千万もするような織物も・・・

金箔
これは金箔です。裏側に金はついてないのでひっくり返らないようにネピア式のジャガードで引き箔をします。

ジャガード 緯糸
シャトル織機の方は一人一台を見て一日せいぜい70cm位しか織れないそうです。なんだこの色数ワ・・・!

イノキお守り
ここではお守りの生産もしていてちょうど今がピーク。アントニオ猪木のお守りのサンプルが・・・一体どこの神社?

最後はビロードを日本で唯一手でカットしているという珍しい会社。
ビロード
というか人の家・・。緯糸を何本か入れた後、針金を緯糸と同じように入れて織り、あとで経糸を切って針金を出します。そうするとそこだけ経糸が切れてフサフサに。こうしてビロードはできるのです。

でも今ではもちろんどこも機械がカットしてくれますです。
「アホやアホやと言われながらやっております。」との事。いいものを作っている!という自信と誇りがみなぎっておりました。

実は他にも工場があり、そこではホースヘアの織物や、皮の織物も作っているそうです。

馬毛織物
ホースヘアの織物。一本一本毛の太さが違っているところが好きでした。手触りは冷たくて固い。

馬毛ハンドバッグ
ホースヘアのハンドバッグ。たたた高そう・・


超特急の文章でしたが、どれも面白かった!
大高先生が、「京都でやってる染織っていうのは世界からみたら、ほんととんでもないような事なんだよ。それをこういう片隅で平気な顔してやってんだもんなぁ!」っておっしゃってました。

やっぱり京都は化け物がいっぱいどす。


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