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2009.05.19 織物文化会館
ちょっと長いお話。

月曜日、ついに川島織物の博物館、「織物文化館」に見学に行ってきました。
5回会社見学の授業があるのですが今日はその一回目で、文化館は会社の隣に隣接されています。

川島織物は1843年に創立し、西陣織の帯が特に有名ですが、明治や大正の頃には国内外の宮殿や皇室が使用する電車の車両の内装など、大きな仕事をも手がけていました。

一見壁画かと思う壁が織物で埋め尽くされていて、目を疑うような信じられない芸術品ばかりでした。川島が総合プロデュースした当時の洋館のモデルルームなんかは、ここは極楽浄土ですかと思うばかりの美しさ。どうしてこんな美しいものが昔の人はできるのでしょう・・!すごいすごいすごい!

さて、その中に一つ「春郊鷹狩」という幅5mくらいの作りかけの壁掛けがありました。
これは明治宮殿に納品する予定の作品でした。3代目川島甚平が仕事を受け織り始めたものでしたが、完成を待たずに亡くなってしまい妻の絹子がその仕事を受け継ぎました。
しかし当時戦争の影響で質の良い染料が手に入らず、作品の色に納得ができなかったため、絹子は決心をし、その日職人が皆帰った後一人泣きながら経糸をハサミでジョキジョキと切ってしまいました。

ここにも詳しい記事があります。

これはすごい事です。何人もの職人が横一列に、爪でチョイチョイと織っていくのです。一日ほんとに数センチしか進みません。

川島には「真」「善」「美」という三つの教訓があって、その中の「真」は「素材や工程にいささかの妥協も許さないほんまもんのものづくり」という意味です。

絹子はそれを勇気を持ってやったのだと思うと本当に涙が溢れました。やっぱり年なのかなぁ・・・でも思い出しただけですごすぎてウルっときます。そのハサミの生々しい跡を見て、これがあるから私はきっと今ここにいるわけで、そして私もそのものづくりの精神を受け継ぐべきところにいるんだと思うと本当にすごい衝撃というか重みを感じました。

がんばりますたい!


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